S.S.ちゃんの連絡帳から-----May 26, 2006
最近のS.S.ちゃんの口癖に、「ミッキーがねー」というのがあるそうです。
お家にあるミッキーのぬいぐるみなのだそうですが、これが「スーパーマン」らしいのです。なぜならS.S.ちゃんのできないことが全てできるから。
「どういうわけか自分のできなかったこと、時にはできたことも含めて『ミッキーはねー、スクールに泣かないで行けるんだよ』とか『ミッキーはねー、おトイレでうんちもできるんだよー』なんて調子。このセリフを聞かない日は一日もありません。」と、お母さま。
これは、昨日S.S.ちゃんがトレーニングパンツにおもらしをした出来事を受けてのノートです。帰宅後、S.S.ちゃんは、「ミッキーはねー、おもらししないんだよー」とお母さまにお話ししたそうです。
これを読んだとき、思わず感激のあまり、教室の片隅でひとりでうるる・・ときてしまいました。
ミッキーは、頑張っているS.S.ちゃん自身そのものなのでしょう。本人はそこまで難しく捉えていないとは思いますが、S.S.ちゃんはミッキーを通して、常に自己目標の設定をしているのです。
そんなひたむきな頑張る姿に感動しました。
子どもの頃は生きることそのものが学びの作業なのだと思います。生まれたての赤ちゃんが寝返りをうち、ハイハイをし、いずれ立ち上がり歩き始めるように、子どもの成長とは、不断の学習、生きることへのエネルギーの結果だと思います。
そんな生命の尊い営みを目の当たりにし、大人になった自分は果たしてこんなに真摯に生きているか?とあらためて考えさせられました。
さて、今日のトドラーさんたちは、バックヤードで砂遊びです。男の子4人組はどの子も砂遊びが大好きです。裸足になり、嬉々として sand box に入ると、ものすごい集中力で遊びはじめました。
R.K.くんは、小さなスコップで砂をすくってはバケツの中に入れはじめました。やがてバケツがいっぱいになると、"Heavy~!! It's heavy!" と言いながらバケツを持ち上げ、中身をダバ~っと戻します。それを何度も何度も繰り返していました。
ロ ンパーさんは、"The color I see" のゲームを再び楽しんでいました。今日のA.Sh.ちゃんはとってもカラフルなTシャツを着ていたので、とても忙しそうです。ほとんどの全部の色が入って いるのではないかというくらい色とりどりのTシャツで、毎回 stand up しては先生の指示にしたがい、タッチしたりジャンプしたり、クルクル回ったり、と最初から最後まで休む間もなく体を動かして、とっても楽しそうです。