涙、なみだ、ナミダ・・・-----April 26, 2006
新入園児のA.Su.ちゃん、N.S.ちゃんは3才ですが、今日のこの日がお母さまとの最初のお別れの日でした。一方、昨日の昼からのトラウマで、朝から大泣きのS.S.ちゃんです。そして昨年度のプレプリ組さんも今日が初登園という方がほとんどです。
昨年度後半順調だったH.U.くんでしたが、今朝は久しぶりのスクールということもあって、日本人スタッフの腕の中で涙ながらのお別れとなりました。 B.J.くんは、なんと泣かずにお別れできました。お母さまがそっと教室を出て行かれる姿を目で追いながら、ぐっと泣きたいのをこらえている表情が印象的 でした。
いっこうに止まらない泣き声に、Aちゃんは、ついに釣られて涙がポロリ。去年の夏のお別れの寂しさを思い出してしまったようです。
それに引きかえ、相変わらずマイペースなのがR.K.くんです。でも彼の場合、みんなが随分慣れてきた頃に、後になってからスムーズにお別れできなくなったり、泣きっぽくなったりしたことがありますから、安心ばかりせず、常に観察していかなくてはなりません。
H.K.くんはスクールの車で登園します。朝のお別れは本当にかわいそうなくらいです。でも、いったん車に乗って揺られてしまうと、まもなく涙は止まって しまいます。そして、大好きなパトカーやコカ・コーラのトラックを見つけては、夢中で指差して私に教えてくれます。教室では至って順調に過ごしています。 周囲が泣きわめき、騒がしくなればなるほど冷静になるH.K.くんです。
とにかくこの一日を乗り切ってもらおうと、私たちも子どもたちを安心させるため、みんなのお気に入りのソングで歌い踊り、大好きだった遊びを選んでは遊び、過ごしました。
それでもS.S.ちゃんは、コンスタントに10分おきくらいの間隔で、お母さまを思い出しては泣き、泣き止んで課業に参加したかと思うとまた思い出して泣き・・・を繰り返しました。
A.Su.ちゃんは、ほぼ泣き尽くめの半日でした。今まではお母さまとお家で過ごしてきたのに、いきなり突然お家とは全く違う環境に連れて来られ、しかも 自分の分からない言葉を話す大人に囲まれ・・・ちょっと想像するだけでも、これがいかにA.Su.ちゃんにとって過酷か、安易に察することができます。
後半最後の課業は粘土あそびでした。みんなが大好き playdough time です。教室が水を打ったように、しん・・・と静まりかえりました、ほんの短い時間でしたが。
ある程度覚悟はしていたものの、3時間を経過した後は、子どもも大人もかなり体力を消耗しておりました。
今日はまだ水曜日。子どもたちにとっても長い一週間は、まだまだ続きます。