書初め-----January 10th, 2006
いよいよプリスクールも始業いたしました!!
長期休暇がもたらす効果とは何なのでしょう?吸収した知識を消化し、自分のものにする時間でしょうか?家族(特にお母さま)と長時間を過ごすことにより精神的にsettle downするのでしょうか?
夏休み明けもそうでしたが、今回もみんな急に大人らしくなったような、落ち着いた様子で登園してきました。言われるまでもなく、朝のお仕事をひととおり済ませ、リネット先生からお始まりの声がかかるのをまったりと遊びながら待っています。
約20日間のお休みを感じさせないほど自然にモーニングルーティーンをこなし、アルファベットの課業に臨みます。
今週は 「S」 week です。今日は、S is for spider でした。脚が8本あるよ、と数えながら体に脚を付けていきました。出来上がると、Gくんは興奮して(しかも巨大な!)クモを動かして遊んでいました。
おやつは、S is for sandwich で、サンドイッチを作って食べました。オーソドックスなハム&チーズを作りました。2人ペアになって、ひとつのサンドイッチを完成させました。S.K. ちゃんは慎重に慎重にマヨネーズをパンにぬっていきます。シンプルだけどYummy~!なスナックでした。
ひとしきり歌い、踊った後は、少し気分を落ち着けて、書初めにチャンレンジしました。
ワイズ プリスクールでは、英語イマージョン教育による英語の習得を第一の目標としていますが、同時に自らの母語・母文化をよく知り、多文化・多言語世界のなかで、自己発信していけるような人格の形成もまた、重要なミッションであると捉えています。
すなわち、子どもたちには自分たちの主言語は日本語であることを認識してほしいと思いますし、「国際的根無し草人」にはなってほしくないと私たちは願います。
ですから、英会話スクールやインターナショナルスクールのように英語文化圏の行事のみを取り入れるのではなく、出来るだけ多くの日本の伝統行事も取り入れているのです。
まずは、書初めとは何かを少し日本語を混ぜて説明しました。筆と硯を前にすると、「見たことあるー!」という子が数名。まだ文字は書かせませんから、"Draw your Mommy's face on the paper"と声掛けしました。
硯で筆をしごく様もいっちょまえに、なかなか堂々と、そして大胆に筆を運ばせていました。みんなの後、リネット先生にもチャレンジしていただきました。たくさんの漢字をご存知でした。