2006年5月31日水曜日

The Bus Song でロールプレイ-----May 31, 2006

みんなの大好きな The Bus Song 。今週の review week で一旦さよならになります。また機会を作って楽しみたいと思います。

今 週は、よりリアルに The Bus Song を楽しむために、運転手さん用の帽子と切符を準備しています。運転手さん役の子は帽子をかぶって運転席に座ります。その他の「乗客」は一列に並んでバスに 乗り込みます。そのとき、運転手さんからバスのチケットを受け取ります。

実際この中のいったい何人の子どもたちに、本物のバス(路線バス)の経験があるでしょう?それでも子どもたちは、これらの、一列に並んだり、切符を受け 取ったりという一連のプロセスを楽しんでいます。H.U.くんはチケットを手渡されると、「なんだろう、これは・・・?」という表情で、じーっと眺めた り、裏返してみたりしています。

座席もこれまでとはちょっと変えて、真ん中に通路を設けたので本当に本物のバスの中みたいです。運転手さんから一人ひとり切符をもらって、好きな席を選んで座りました。いつもの歌い慣れた The Bus Song なのに、なんだか新鮮な気分がします。

今年度の singing time は、月ごとの歌(monthly songs)と週ごとの歌(weekly songs)に分かれています。月の歌の方は、1ヶ月同じ歌を歌いますから、月末にはすっかり覚えてしまっている子どもたちも多いです。口ずさむことがで きる歌が増えたのも、今年度のプリスクール生の特長の一つで、昨年度にはあまり見られなかったことです。

5月の歌は、The Bus Song のほか、Head, Shoulders, Knees and Toes や Walking, Walking などでした。新学期の不安定な時期ですから、みんなが良く知っていて、安心できる歌を選びました。

リ ネット先生が「大きい声で歌ってみましょう」と声を掛けると、教室中に割れんばかりの歌声が響きました。おそらくスクールの外まで聞こえるくらいだったで しょう。先生方も、子どもたちがここまでしっかり歌えるようになっているとは思っていなかったようで、とても驚いて(でも嬉しそうにして)いらっしゃいま した。

トドラーさんたちには、トドラークラスのサークルタイムがあります。トレイシー先生を囲んで手遊びうたを歌います。今月は、Where is Thumbkin? と Eentsy, Weentsy Spider でした。Where is Thumbkin? は、B.J.くんが大好きで、お帰りの時必ず親指を立てて、(歌ったよ~)とお母さまに知らせています。H.K.くんも、先日、送迎の車中で、 "Thumbkin" から "All men" までをフルで歌っている(しかも振り付きで)ところを目撃してしまいました。

単語やセンテンスを話したり、知っている言葉をつなげたり、ついついそんな部分ばかりが気になってしまいますが、好きな歌を覚えて、自分で自分自身のために歌っている姿を見ると、歌うことの大切さ、歌が持っている力をしみじみと感じます。

みんな、お家でもお父さまお母さまに歌って聞かせてあげているのでしょうか。