2005年8月2日火曜日

サマーインテンシブコース 初日 August 2nd, 2005

当スクールの設立の趣旨は、英会話スクールに替わる第二言語習得法としてのイマージョン教育の提案と提供をさせていただくことです。

イマージョンとは、「浸す(浸る)」の意で、英語イマージョンの場合、英語を学習の目的とはせず、他教科(算数や理科など)を学ぶ手段として使用する中で英語の習得を目指すものです。
1965年の誕生以来、バイリンガルを養成する有効な方法として、多くの成果が報告されています。

バイリンガルになるための絶対時間は5000時間といわれています。

小学生を例にとってお話ししますと、年間の英語学習時間は、週1回の英会話スクールに通ったとして、約45時間。仮に最も英語教育の盛んな小学校に通って 英語活動に参加するとして、35時間。合計で、年間わずか80時間です。一方、当スクールが提案するアフタースクール(英語イマージョンによる学童保育+ 学習塾)に放課後毎日いらっしゃると、年間で700時間以上、ざっと9倍の時間を英語で生活することになります。

今回のサマーインテンシブコースは、8月2日から5日のわずか4日のプログラムです。午前の部は、9:00~12:00で小学1~3年生を対象、午後の部 は13:30~16:30で4~6年生を対象児童として募集いたしました。結果、午前の部に小学1年生が2名、2、3年生が各1名の計4名、午後の部に小 学4年生が2名、5年生が1名の計3名の生徒さん方がそれぞれ参加してくださることになりました。

プログラムの具体的内容については、ここではあえてご紹介いたしませんので、直接スクールのほうへお問い合わせください。


さて、初日のサマーコースは、やや緊張がほどけないまま終了いたしました。

今回集まってくださった生徒さん方の半分は、まだ一度も英語教室や英会話スクール等に通ったことのないお子さんたちです。外国人の先生と3時間もの間、面と向かって座っていることだけでも大変なことだったでしょう。
加えて、午前中は3社の新聞社の方々から取材をいただきましたので、ちょっと落ち着かない半日を過ごしました。

まずは、ウォームアップも兼ねて家族を話題に1時間目を過ごしました。
一番楽しかったのは3時間目の理科だったようです。"Bouncing raisins"では、みんなとてもよく観察していて結果を上手にまとめていました。高学年のクラスは、"up"、"down"、"bubbles"、 "escape"などのキーワードを書き込んでまとめました。
もう一つはスライム作りでした。スライム作りは、当スクールの学童保育でも楽しみましたし、それほどめずらしいあそびではないのですが、英語で作業を進めていくことであらためて新鮮な感じがありました。

帰りの車の中で、子どもたち(高学年)にあの"magic water"の正体が「ホウ砂」であることを伝えました。